5者協も現職・内堀氏再選出馬要請 福島県知事選、実績を評価

 
内堀知事に要請書を手渡す今野会長(左から2人目)

 10月11日告示、同28日投票で行われる知事選を巡り、国民民主党県連、社民党県連、連合福島に、立憲民主党と無所属の県議を加えた「5者協議会」は14日、現職の内堀雅雄氏(54)に再選出馬を要請した。県庁を訪れた今野泰連合福島会長から要請書を受けた内堀氏は「私自身、真剣に受け止め、熟慮させていただく」と述べた。

 要請書では、復興再生の加速化や地方創生が求められる中、「4年間の成果と実績を評価し、県民の期待と信頼に応えた内堀県政の継続を希求する」とした。今野会長は要請後、報道陣に、前回知事選で旧民主、社民両党の県連と連合福島、無所属県議による「4者協議会」が内堀氏を擁立した経緯を踏まえ「内堀知事と共に『オールふくしま』で奮闘、努力する」と語った。

 今野会長は、国民民主党県連の瓜生信一郎代表代行、社民党県連の紺野長人代表、立憲民主党県議団の高橋秀樹県議、無所属県議代表の円谷健市県議と共に要請した。