金山屯氏が立候補表明「福島の誇りを取り戻す」 福島県知事選

 

 任期満了に伴う10月11日告示、同28日投開票の知事選で、白河市の自営業金山屯氏(78)は21日、県庁で記者会見し、無所属で立候補することを表明した。

 会見で、金山氏は「福島の未来のビジョンが県政から見えない」と指摘し、「福島の誇りを取り戻し、子どもたちに見せたい」と話した。

 金山氏は東京都出身。青山学院大経済学部卒。これまでに白河市長選、泉崎、西郷両村長選、県議選に立候補し、いずれも落選している。

 今回の知事選には、再選を目指す現職の内堀雅雄氏(54)が立候補を表明。共産党県委員会や県労連などで構成する「みんなで新しい県政をつくる会」が候補者擁立に向けて人選を進めている。