福島県知事選「期日前投票」始まる 13市初日は前回比692人増

 

 知事選は12日、県内各市町村の投票所で期日前投票が始まった。福島民友新聞社の調べでは、59市町村のうち13市では初日に計2769人が投票し、2014(平成26)年の前回知事選の期日前投票初日と比べ692人増えた。

 投票者数を見ると、郡山市は1011人(前回同期比383人増)と約1.6倍に増え、13市で唯一、1000人を超えた。同市選管は今回初めて、商業施設「ショッピングモールフェスタ」に期日前投票所を設置。若者をはじめ、幅広い年代が投票しやすいよう環境を整えた。

 いわき市は716人(同553人増)と郡山市に次いで多く、前回からの伸び率も一番大きかった。

 一方、福島市は前回から大幅減の281人、喜多方や白河、須賀川の各市も前回の半数以下にとどまった。初日の投票者数が4人と最も少なかった伊達市では、19日告示の県議補選と知事選が同日程と誤認して投票所を訪れた有権者もいたという。