室井氏3選「より透明に市政発信」 会津若松市長選から一夜明け
会津若松市長選で3選を果たした現職の室井照平氏(63)は投開票から一夜明けた5日、同市蚕養町の事務所で妻陽子さん(62)と福島民友新聞に目を通し、改めて当選の喜びに浸った。
室井氏は同日午前1時30分ごろに就寝したが、同5時45分ごろには起床、市公設市場を訪問し、関係者から祝福を受けた。室井氏は「8年ぶりの厳しい選挙だった。皆さんからの励ましをしっかり受け止め、オール会津、オール市民で地方創生を進めたい」と抱負を述べた。
投票率が53.41%と、過去最低だった8年前の59.99%を大きく下回ったことについて「政治に関心を持っていただけるように、市政をより透明にし、しっかりと発信していかなくてはならない」と述べた。
室井氏に当選証書
室井照平氏(63)への当選証書付与式は5日、会津若松市の会津稽古堂で行われた。市選管の刈田正一委員長が室井氏に当選証書を手渡した。
室井氏は「12万市民の市長という立場の重責を改めて感じた。市民目線と寄り添う市政を心掛ける」と決意を新たにした。