新人・猪狩氏が正式表明「いわきの未来のため」 いわき市長選

 

 9月27日任期満了に伴ういわき市長選で、前常磐共同ガス(いわき市)社長で新人の猪狩謙二氏(58)は6日、同市で記者会見し、無所属での立候補を正式に表明した。

 猪狩氏は、エネルギー産業集積と水素社会の実現で地方創生を目指す「バッテリーバレー構想」に向けた企業誘致などを公約に掲げた。「雇用創出による人口や税収の増加が市民サービス向上につながる。いわきの未来のためにチャレンジしたい」と述べた。

 猪狩氏は平工高卒。1982(昭和57)年に常磐共同ガスに入社し、取締役常務・業務本部長などを経て2011年から今年2月まで社長。いわきバッテリーバレー推進機構副代表理事などを務める。