県高野連、新会長に酒井祐治氏 「充実した時間、環境づくりを」

 
「関係機関と連携を図りながら課題解決に努める」と話す

 19日開いた県高野連の理事会で、新会長に酒井祐治氏(57)=福島商高校長=が選出された。松浦冬樹前会長が定年退職で退任したことに伴う役員改選で、任期は松浦氏の残任期間となる来年度の理事会まで。松浦氏は顧問に就いた。

 酒井新会長に意気込みなどを聞いた。

 ―就任の抱負を。
 「選手やマネジャー、指導者が充実した時間を過ごせるような環境づくりをする。関係機関と連携を図りながら課題解決に努める」

 ―少子化など高校野球を取り巻く環境は変化している。
 「昨年度発足した普及振興部を中心に、子どもたちに野球の魅力を伝え、生涯スポーツへとつなげていきたい」

 ―県内の高校球児に期待することは。
 「甲子園に絶対行くという強い意志を持って練習に励んでほしい。そして高校野球で学んだことを将来に生かしてほしい」

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