ナイスキャッチ!聖光学院・吉田ピンチ救う 攻守両面で大活躍

 
【聖光学院―福島西】4回2死二塁、飛球をスライディングキャッチする聖光学院の右翼手吉田凛=いわきグリーンスタジアム

 序盤から効率よく加点した聖光学院が福島西を10―0の6回コールドで下した。聖光学院は2回、小室の適時二塁打などで2点を先行。6回には敵失や清水の適時打などで一挙5点を加え、試合を決めた。福島西は5失策など守備から崩れた。

 聖光学院の右翼手吉田凛玖(3年)が4回の危機にきわどい飛球を好捕、5回にはスクイズを決めるなど、攻守両面で活躍。好捕の場面は「(ミスは)怖くはなかった」と胸を張った。

 4回2死二塁、前の打席で安打を放っていた福島西の清野陸(同)の打球に反応した。「前の方に飛んでくる」と予測して通常より1メートルほど前進すると、読み通りの捕球で相手の攻撃の流れを断ち切った。「守備範囲が広く、小技もうまい」と斎藤智也監督の信頼も厚い背番号17。「与えられた仕事は何でもこなす」。吉田凛は次を見据える。

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