聖光学院が福島県勢初『秋春連覇』 春季東北大会、6年ぶりV

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秋春連続で東北の頂点に立ち喜ぶ聖光学院ナイン=青森市営球場
決勝
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(延長10回)

 第65回春季東北地区高校野球大会最終日は11日、青森市営球場で決勝が行われ、本県第1代表の聖光学院が2―1で宮城第1代表の東北を下し、6年ぶり3度目の優勝を果たした。昨秋の東北大会優勝に続く東北の頂点で、同一校による2季連続の東北大会制覇は本県の高校で初めて。

 粘りの野球...全試合体現

 6年前に春の東北を制した時と同じ青森市営球場で、再び聖光学院ナインが歓喜の輪を作った。

 決勝までの3試合で20得点の強力打線を誇る東北(宮城第1代表)との決勝は、予想に反した投手戦となった。聖光のマウンドを任されたのは背番号10の左横手投げ高坂右京(3年)。声を張り上げ、気合を前面に出す投球で6回まで東北打線を0点に抑える。2回には右脚に打球が当たるアクシデントにも見舞われたが、ベンチで処置を受けると再びマウンドに上がり後続を投ゴロに仕留めた。延長戦に入っても1人で投げ抜き、無四球の完投勝利に「理想に近い形」と胸を張った。

 聖光が、この東北大会に掲げたテーマの一つは「ぶざまな試合」からの脱却だった。春の選抜大会2回戦で東海大相模(神奈川)に3―12の大敗。勝つことばかりを意識しすぎ投手は制球が定まらず、バッターは凡打を重ねた。あれから2カ月余り。決勝までの3試合すべてで先制を許しながらも逆転勝ち。逆境をはねのけるしぶとい野球を東北の強豪校相手に体現し、殻を破った。

 「1試合1試合やりきれた」と語る主将の矢吹栄希(同)の表情からもその自信が伝わる。昨秋に続く東北制覇。夏の頂点に向けた準備は整いつつある。

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