聖光学院、打撃陣『本領発揮』 公式戦初登板・箱山6回無失点
第71回春季東北地区高校野球県大会第2日は18日、郡山市のヨーク開成山スタジアムと白河グリーンスタジアムで1回戦5試合が行われた。昨年春の優勝校聖光学院は終盤まで攻撃の手を休めず会津に9―2で快勝した。
公式戦デビューとなった聖光学院の箱山直暖(2年)が6回を無失点に抑えた。「緊張したが相手に立ち向かう気持ちを前面に投げることができた」と納得の表情だった。
県大会を前にけがで離脱する投手が相次ぎ、急きょメンバー入り。2番手投手として4回からマウンドに上がると、自信のあるチェンジアップを織り交ぜ会津打線を3安打に抑えた。
声を張り上げる気迫のこもった投げぶりに監督の評価も高かった。「今日の登板は自信になる」と箱山。2年生右腕が闘志を燃やした。