若菜が男子総合優勝、35歳以下一般制す 喜多方健康マラソン

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2度目の総合優勝を喜ぶ若菜優雅(ふくしま駅伝喜多方市チーム)

 第33回蔵のまち喜多方健康マラソン大会は3日、喜多方市の押切川公園スポーツ広場を発着点に開かれ、全国各地からエントリーした1054人のランナーが晩秋の喜多方路を駆け抜けた。喜多方市、市教委、市体協の主催、福島民友新聞社、ふれあい通り実行委の共催。

 1キロ、2キロ、3.2キロ、5キロ、10キロの男女、年代別など26部門で参加者が健脚を競った。最長の10キロは、35歳以下一般男子の若菜優雅(ふくしま駅伝喜多方市チーム)が32分40秒で5年ぶり2度目、高校生以上女子の会田智子(郡山・ミニランナー)が42分57秒で2年連続2度目の総合優勝を果たした。ゲストとして、シドニー五輪女子1万メートル日本代表の高橋千恵美さんがサイン会に参加した。

 若菜、会心ラストスパート

 ラスト200メートルが勝負を分けた。10キロ35歳以下一般男子の若菜優雅(ふくしま駅伝喜多方市チーム)が、昨年の覇者加藤将士(郡山自衛隊)と競り合いながら、スポーツ広場に戻ってくると、会場はその日一番の盛り上がりを見せた。スパートを仕掛けた若菜は、加藤との差を広げ、8秒差でゴールテープを切った。

 「ラストスパートには、負けない自信があった」。年間約30大会に出場し、実戦で磨いてきた最後の瞬発力がものを言った。
 序盤から加藤が全体を引っ張る形で展開。2キロ地点前後から、優勝争いは2人に絞られた。若菜はぴったりと付いて、前に出る隙をうかがった。

 折り返し地点で加藤がペースを上げたが、「ここで遅れたら離される」と、食らいついた。

 ゴール直後、加藤に握手を求めた。若菜にとって、加藤は目標とする選手の一人だ。「勝てば自信になると、胸を借りるつもりで、大会に臨んだ」という。

 夢は奥羽横断駅伝競争大会への出場。「自分より速い選手を倒し、福島の代表になりたい」。大粒の汗を流す22歳の表情には自信がみなぎっていた。

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