男子・学法石川「3位」入賞 全国高校駅伝、県高校記録塗り替え
男子第69回、女子第30回全国高校駅伝競走大会は23日、京都市の西京極陸上競技場(男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロ)を発着点に行われた。男子は本県代表の学法石川が、2015(平成27)年大会で同校が記録した県高校記録を2分近く塗り替える2時間2分52秒で、同校としては過去最高となる3位入賞を果たした。
8年連続10度目出場の学法石川は、序盤から先頭集団に食らいつき好位置をキープ。2区の小指(こざす)卓也(3年)が区間1位の走りで順位を7位に上げると、外国人留学生ひしめく3区では松山和希(2年)が区間4位となる快走を見せた。4区で3位に順位を上げると、5区大塚稜介(3年)が再び区間1位の走りで後続との差を広げた。後半は安定した走りでたすきをつなぎ、3位を守りきった。
6年連続6度目の出場となった女子の学法石川は1区52位の出遅れが響き、36位だった。
男子は倉敷(岡山)が2年ぶり2度目の優勝、女子は神村学園(鹿児島)が初制覇を成し遂げた。
練習内容変更が奏功
松田和宏監督 長い距離に対応できるよう練習内容を変えたことが功を奏した。3年生がチームをまとめ、しっかり走ってくれた。
目標達成しうれしい
横田俊吾主将 去年悔しい思いをし、目標にしてきた「3位以内」を達成できてうれしい。日本人だけでも戦えることを証明できた。