全国3位!最強世代の先輩超え 学法石川・男子が歓喜の都大路

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全員が「最強世代をこえろ!!」のメッセージを腕に書いて走った学法石川男子チーム

 最強世代を超えたい―。京都市で23日行われた全国高校駅伝。学法石川の男子選手全員が、腕に記したこの言葉を胸に都大路を快走し3位に入賞。「自分たちがやってきたことは間違っていなかった」。"先輩超え"を果たした選手たちの歓喜の輪が広がった。

 トラック競技で活躍しながらも駅伝では思うような結果を残せていなかった。選手の5000メートルの持ちタイムから優勝候補の一角とされた昨年も、出遅れが響いて12位に終わった。大会後に始動した現チーム。松田和宏監督をはじめ指導陣と選手が膝を交え、練習方法の見直しを決めた。

 短い距離でスピードを磨く従来の練習に長い距離の本数をこなしてスタミナを付ける練習を加えた。「うちの特徴はスピード。その核心を変えずに肉付けした」と松田監督。横田俊吾主将(3年)は「スピード一辺倒でなく新鮮な感じだった。みんなで信じてやろうと思った」と振り返る。

 1年間かけた練習の成果が大舞台で花開いた。「勝つためにはスタミナを付けなければならなかったが、今日の走りは1、2年の時に鍛えたスピードの土台があったおかげ」と2区の小指卓也(同)。初出場ながら5区でトップの記録をたたき出した大塚稜介(同)も「3年目で自信が付いた。やってきたことは間違ってなかった」と充実感をにじませた。3区を任された松山和希(2年)は「松田監督に付いていけば良い方向にいくと思っていた。迷いはなかった」と明かした。

 3年生が入学する前の2015(平成27)年が最強の世代と称された。遠藤日向(住友電工)相沢晃(東洋大3年)半沢黎斗(早稲田大1年)らを擁し、優勝候補の一角とされたが、満足のいく結果を残せなかった。当時のメンバーで今回、チームに帯同した田母神一喜(中央大3年)は「悔しい思いをしたが、覆してくれた」と後輩たちの成長に目を細める。

 指揮官は「留学生がいなくてもミスなくしっかり走れば勝てると感じた。来年も良い選手が入ってくるので地道にやっていきたい」と笑った。

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