女子総合は佐々木(東北福祉大)初出場V 伊達ももの里マラソン

 
【10キロ女子】女子総合優勝の佐々木菜月(東北福祉大)

 福島県伊達市で3日に開かれた「第61回伊達ももの里マラソン大会」。ウオークを含む1~10キロの29部門で市民ランナーが健脚を競った。

 先頭集団で粘走、結実

 「先頭集団に食らいついて行き、思い切って前に出たら1位でゴールできた」。初出場で総合優勝を果たした佐々木菜月(東北福祉大1年)は爽やかな笑顔を浮かべた。

 東北福祉大女子陸上競技部は8日まで北塩原村で合宿中。同部は今後の大会に出場する選手の選考も兼ねて大会に臨み、1~5位を独占する強さを見せた。佐々木は「力を出し切れた」と手応えを口にする。

 岩手県出身。小学4年で陸上に出合い、中学3年の時に同県代表で全国都道府県対抗女子駅伝競走大会に出場した。高校でも陸上に打ち込み、「陸上に力を入れているところが魅力だった」と同大に進学した。

 今月末には全日本大学女子駅伝東北予選会が控えている。「まずはメンバー入りを目指す。チームに貢献することが目標」と意気込む。

 入賞賞品のモモを手にし、「日ごろお世話になっている栄養士やトレーナー、先生らにおすそわけし、みんなで味わいたい」と周囲への感謝の言葉を口にした。(高橋由佳)

 >>>伊達ももの里マラソン大会 公式ウェブサイトはこちら

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