２５日にいわき市で開かれたいわきサンシャインマラソンでは、東洋大時代に東京箱根間往復大学駅伝で活躍した、いわき市出身の柏原竜二さんと、アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんがゲストランナーを務め、コース上でランナーを励ました。

　柏原さんと野口さんはフルマラソンの最後尾からスタート。柏原さんは三崎公園の難所の坂で「顎を上げない」「目線を下げて」とアドバイスした。野口さんは江名港付近まで応援しながらランナーと走った。その後、２人はフィニッシュ地点付近で「お帰りなさい」「もうちょっと」などとランナーに声をかけた。

　２人はトークショーにも出演した。野口さんは「マラソンはやった分だけ成果が出る。努力は裏切らない」と話した。柏原さんは「すぐに帰らずにいろんな所を観光してほしい。湯本温泉などいわきの魅力を味わってもらいたい」と呼びかけた。