福島県中体、主会期は7月20~25日 日程決まる

 

 福島県中体連は19日、郡山市で評議員会を開き、第67回県中学校体育大会の競技・種目の日程を決めた。7月20~25日を主会期に、バレーボールやバドミントン、柔道などを実施する。

 陸上競技大会は7月1~3日、水泳競技大会飛び込み競技は同3日に行われる。

 東北大会は東北各県で開かれる。本県では、卓球が円谷幸吉メモリアルアリーナ(須賀川市)、ソフトボールが相馬光陽ソフトボール場(相馬市)、ハンドボールが福島トヨタクラウンアリーナ(福島市)、柔道がいわき市立総合体育館、スピードスケートが磐梯熱海スポーツパーク郡山スケート場(郡山市)でそれぞれ行われる。

 役員改選では新会長に青柳茂宏氏(58)=信陵中校長=を選んだ。任期は1年。

福島県中体連の主な大会

 暑さ対策進める 新会長の青柳茂宏氏

 県中体連会長に就いた青柳茂宏信陵中校長は、福島民友新聞社などの取材に意気込みなどを語った。

 ―抱負を。
 「過去に県中体連の理事長や事務局長を務めた。経験を生かしながら課題解決に尽力し、県中体連に恩返しをしたい」

 ―力を入れて取り組みたいことは。
 「生徒や教諭の人数の減少や地域クラブの大会参加など課題は多くある。持続可能な大会運営を心がける。暑さ対策も進めて子どもたちが安全・安心に大会に臨めるようにしたい」

 ―本年度は地域クラブの登録数が増えた。
 「本年度は地域クラブの大会への参加資格を緩和した。子どもたちの活躍の場の確保という点でクラブチームの存在は大きいと思う」

 地域クラブの参加資格緩和

 県中体連は本年度、県中学校体育大会などの主催大会への地域クラブの参加資格を緩和した。本年度は一部競技を除いて個人、団体競技いずれもクラブ活動所在支部の地区大会から出場できる。

 地域クラブの大会参加は公立中学の部活動を教員以外に委ねる「地域移行」に対応した動きで、昨年度から認められている。昨年度は個人競技は学校所在地区の地区大会から参加でき、団体競技や団体戦は各競技団体推薦の1チームが県大会に出場できた。

 県中体連によると、本年度は11競技で50団体が登録した。昨年度は29団体の登録があり、陸上などの6競技で大会に出場した。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

J2で初の3連勝へ いわきFC、3日千葉と対戦