世代を問わず楽しめる空間 21日、いわきで「まん天マルシェ」

 
まん天マルシェをPRする小針さん(右)ら

 いわき市でレジンテーブル・レジン雑貨専門店「Barry Factory」を営む小針卓也さん(33)らは21日、同市岩間町の天野工業工場跡地で、ハンドメード雑貨や食料品、子どもの遊び場などを提供する「まん天マルシェ」を開く。

 マルシェは小針さんと天野工業専務の武田克己さん(56)が中心となり、地域住民らが交流を深め世代を問わず楽しめる空間を創出しようと企画した。会場となる工場跡のビル1階では、市内外の作家が手がけるアクセサリーや編み物、レザークラフト品などのほか、パンや野菜の販売、整体、エステ、アメカジ系古着屋などさまざまなジャンルの約20店が軒を連ねる。北海道産ホタテなどの特産品コーナーも予定している。

 2階には子どもたちの遊び場として、ふわふわ遊具や射的場、輪投げ、乗り物コーナーなどを設置。イートインスペースやおむつ替え、授乳室も設けるほか、子育て応援として缶詰の格安販売を行う。隣接する駐車場には揚げ物やお好み焼き、ドリンク販売などのキッチンカーが出店する。

 入場無料。遊び場は1人500円で遊び放題。出入りは自由となっている。毎週日曜日の開催を目指すという小針さんは「屋内のマルシェは天候に左右されない利点がある。地域の子どもたちや子育て世代を中心に、住民同士の絆が増えるきっかけの場になってもらえたら」と話している。マルシェへの出店者も随時募集している。問い合わせは小針さん(電話070・8362・0485)へ。