里山一帯を彩る花々 二本松・さつき山公園まつり開幕

 
まつりの開幕を祝ったテープカット

 桜やヤマツツジなどさまざまな花木が里山一帯を彩る二本松市五月町のさつき山公園で1日、春恒例のまつりが始まった。園内ではカワヅザクラやレンギョウが咲き始め、来場者が春らんまんの季節を楽しんでいる。まつりは5月6日まで。

 同公園は、市民が整備した庭園を一般公開する「オープンガーデン二本松」の一つ。桜のほか、ヤマツツジ約1万株、アジサイ約千株、約300種の山野草などが植栽され、8月まで季節の花々を楽しめる。

 まつりでは、みそおでんなどを提供する茶店をはじめ、花鉢販売のコーナーを設けた。初日の1日はオープン式が行われ、大内長安園主と三保恵一市長らがテープカットで開幕を祝った。

 このほか公園のイメージキャラクター「さつき姫」のパネル除幕や、「唄と踊りの祭典」と銘打って、さつき山にちなむオリジナル曲、松蔚流真澄会による踊りが発表された。

 開園時間は午前9時~午後4時。期間中は高校生以上の来園者に公園管理費として1人500円の協力を求めている。問い合わせは福島ショー企画(電話090・9532・4466)へ。