ふくしまを日本酒で盛り上げたい!女性杜氏と考える課題とくらし 【 文化

ふくしまを日本酒で盛り上げたい!女性杜氏と考える課題とくらし

 移住先の候補として福島県をお考えの方に必見!福島県が主催する移住セミナー「ふくしまを日本酒で盛り上げたい!女性杜氏と考える課題とくらし」を東京都のふるさと回帰支援センターセミナールームにて開催いたします。

 当日はzoomで同時配信します。オンラインでの視聴も可能です。この時期なかなか会うことができない現役女性杜氏と一緒に、日本酒の課題とふくしまぐらしについて考えていく内容です。

イベントは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

開催日時 2023年10月25日(水)
会場 ふるさと回帰支援センターセミナールームB(〒100-0006東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館8F)
※zoomでも同時配信いたします!
時間 18:00~19:30(オンラインでの参加も可能)
概要  ●18:00-18:10 福島県についてご紹介
 ●18:10-18:40 現役女性杜氏と一緒に考える「日本酒の課題と伝承」
 ●18:40-19:10 現役女性杜氏と一緒に考える「ふくしまぐらしのリアル」
 ●19:10-19:30 県庁からの移住情報、アンケートなど
人数 先着27名 首都圏をはじめとした福島県に興味がある方、どんどんご参加ください!
※オンラインでご参加の場合、定員制限はございません
参加費 無料
参加の流れ  下記リンクボタンもしくはお電話にてのお申し込み ※10月23日締め切り

 ①当日ご参加の方:当日17時50分頃からふるさと回帰支援センターセミナールームB付近にて受付後、ご参加いただけます。
 ②オンラインでのご参加の方:登録いただいたメールアドレスに、後日視聴用URLをお送りいたします。

申し込みはこちら

プレゼント ・ご来場され、イベント最後のアンケートにご回答いただいた方に赤べこグッズをプレゼントいたします。

赤べこグッズ
お問い合わせ 「ふくしまを日本酒で盛り上げたい!女性杜氏と考える課題とくらし」運営事務局 TEL:024-523-1457(福島民友新聞社営業局営業部内、受付時間平日9:00-17:00)
主催 福島県
運営 福島民友新聞社

パンフレットはこちら(PDF)

総合司会:牛来ごらい美佳みかさん

牛来美佳さん

イベントゲスト:はやしゆりさん(会津若松市出身・鶴乃江酒造株式会社・現役女性杜氏)
・経歴 生まれてから高校卒業まで会津若松市で過ごす。進学を機に上京。東京農業大学へ進学し、醸造学を学ぶ。卒業後、お酒を造りたくて実家である鶴乃江酒造株式会社へ就職。酒造技能士の母とともに酒造りに取り組み「純米大吟醸ゆり」を1997年に発売。その後、酒造技能士の資格を取り、現在も鶴乃江酒造株式会社の酒造りや販売に関わる仕事を行っている。「会津中将」「ゆり」は多くの人に愛されている商品である。

林ゆりさん

・林ゆりさんに伺いました!
①私はこんな子どもでした
・私は会津若松市で生まれ、高校卒業まで過ごしてきました。盆地であるため、山々が近いことは四季の彩りを感じることができました。春は鶴ヶ城でのお花見、夏は町内の子供会の湖水浴、夏祭りなど、秋は河原での芋煮会、冬はスキーや雪遊びと、季節によって楽しみがたくさんありました。磐梯山や猪苗代湖が近くにあることも当たり前に思って、遊びに出かけていました。

②夢に向かって目標を持ったきっかけは
・大学で醸造学を学ぶ中で、目に見えない微生物が、お米からこんなにも香りの良い液体を造る工程に感激しまして、自分でも酒造りをしてみたいと思ったのがきっかけです。
 農大の醸造学科ではお酒造り全般を学べたので、まずは大学の勉強にしっかり取り組み、必修授業の一つである、女性杜氏第1号の方がいらっしゃる酒蔵へ実習させていただき、女性の酒造りの現場を見せてもらいました。

③福島に戻ろうと思ったきっかけは
・会津で当たり前に感じていた四季折々の彩りが東京にはなく、物足りなさを感じていました。お水やお米、野菜の美味しさも全く違っていましたので、生活するには会津へ戻りたいと思っていました。

④お酒づくりの仕事をしながら地域とこう関わっています
・お酒造りは、会津伝統の地場産業の一つです。地元のお米、お水を使い、地元の気候を活かした酒造りを継承していくこと、地元の皆様に愛されるお酒を造っていくことはとても大切なことと感じております。
 幼いころは自分の家業である酒蔵を残したいとだけ思ってきましたが、それだけでなく会津の伝統を残すことに繋がっていると気が付きました。
 また全国新酒鑑評会で日本酒が金賞を受賞することで、県民の皆様に、福島のお酒の美味しさを知っていただく機会が増えました。「福島の魅力は日本酒の美味しさ」と思っていただけるように、引き続き頑張りたいと思っております。

⑤一度外に出てみて分かったふくしまの魅力とは
・当たり前ですが、お米が美味しい、お水が美味しい、空気がキレイ、これは私にとってとても大事なことでした。会津若松からですと東山温泉や町中の温泉施設なども、気軽にリフレッシュしたい時には毎日でも通える近さです。
 また、会津の郷土料理や地元の食材を使った料理と、会津のお酒を中心に福島のお酒を楽しめるお店がたくさんございます。私も好きなお酒を購入したりして、自宅で旬の食材との晩酌など、毎日楽しい夜の時間を過ごしております。これも身近に美味しいものがたくさんあるからだと思っています。

⑥イベントにご参加のみなさまへ
・「ふくしまが好きな方」「日本酒が好きな方」是非イベントにいらして、一緒にふくしまぐらしのお話をしてみませんか?

イベントゲスト:ほしさん(喜多方市出身・合資会社喜多の華酒造場・現役女性杜氏)
・経歴 福島市で生まれ、喜多方市で育つ。大学卒業後都内で社会人として働き、酒造りを学ぶべく改めて大学に進学。卒業後は実家の喜多の華酒造に就職し、酒造りに取り組む。社会人、学生としての首都圏での生活、Uターンしての地方での生活を経験した。喜多の華酒造の商品である「きたのはな」「蔵太鼓」は多くの人に愛されている。

星里英さん

・星里英さんに伺いました!
①こんな子どもでした
・小学校から高校まで陸上部でした。祖父の家が伊達市保原町にあり、小さいころはよく阿武隈急行に乗った記憶があります。陸上部の合宿や大会で、たくさんの県内の競技場に行き、陸上競技とともに過ごしてきました。

②夢に向かって目標を持ったきっかけは
・部活が好きで学校に勉強しに行くより、部活をしに行っていました。もともと文系だったため、社会人入試で農大醸造学科を受験しようと思ったときは、図書館に通い詰めて勉強をしていました。どうしても合格したいという思いがあったからだと思います。

③福島に戻ろうと思ったきっかけは
・社会人入試で農大に行き、たくさんの刺激を受けました。また、上京して一人暮らしになったことで、実家を客観視できるようにもなりました。首都圏での生活をしていく中で、周囲から実家を継がなくていいのかとよく聞かれるようになったことや、試飲会・展示会で自社のお酒の感想を直接聞くことができたことが戻ろうと思ったきっかけです。

④お酒づくりの仕事をしながら地域とこう関わっています
・夏は広報・営業、冬は清酒製造をメインでやっています。お酒を通して福島や喜多方の風土や文化を聞かれることが増え、蔵に戻ってからの方がより積極的に福島の知見を得るようになりました。
 イベントや展示会では福島や喜多方が好きだ、来たいと思ってもらえるように、お酒以外に漆器やラーメンなど福島の魅力を伝えています。

⑤一度外に出てみて分かったふくしまの魅力とは
・水・お米・果物など食べ物が美味しく、自然環境が良いことから四季折々の動植物を知ることができます。温泉や登山などのアクティビティーも楽しめ、都会へのアクセスも悪くありません!

⑥イベントにご参加のみなさまへ
・福島にUターンして今年で10年になりました。福島に興味がある方、気になる方はぜひイベントにお越しください!