カエデ包む幻想の光 南相馬・宝蔵寺、紅葉ライトアップ始まる

 
ライトアップされた宝蔵寺の紅葉。フォトスポットにはアクリル板が置かれ景色を映し出していた=17日午後、南相馬市鹿島区

 南相馬市鹿島区の宝蔵寺で17日、紅葉のライトアップが始まった。色鮮やかに染まったカエデが暗闇に浮かび、幻想的な光景が広がっている。23日まで。

 境内には、源義経の従者である佐藤忠信の妻「楓姫」が植えたカエデの子孫樹などがあり、相馬中村藩主を務めた相馬家も紅葉狩りを楽しんだとされる。アクリル板に反射する紅葉を楽しむコーナーも設けられ、来場者が写真に収めていた。

 点灯時間は午後4時半~同7時半。23日午後5時と同7時には、ドローンアートが行われる予定。入場無料。問い合わせは同寺(電話050・1808・3097)へ。