西会津町長に新人・薄友喜氏 現職・伊藤氏ら破り「初当選」

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初当選を決め、万歳する新人の薄氏(中央)と妻栄子さん(左)

 任期満了に伴う西会津町長選は9日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元副町長の薄友喜氏(69)が無所属現職の伊藤勝氏(67)、無所属新人で元町経済振興課長の斎藤久氏(68)を破り、初当選した。任期は8月5日から4年。

 薄氏は人口減対策として子育て支援の強化などを訴え、支持を拡大した。

 投票率は87.02%で前回を0.58ポイント上回った。当日有権者数は5741人(男性2781人、女性2960人)。当選証書付与式は10日に町役場で行われる。

 「町政転換」負託受ける

 西会津町長選は新人で元副町長の薄友喜氏(69)が現職の伊藤勝氏(67)、新人の斎藤久氏(68)を破り、町政転換の負託を受けた。

 人口減対策が争点となった。町の人口は1日現在で6642人となり、ピーク時の約70年前の3分の1に減少。人口減に歯止めをかけるため、保育料や学校給食費の無料化など若い世代の移住・定住策を打ち出した薄氏に票が集まった。

 薄氏は町議14人のうち議長を含む8人の支持を受けて選挙戦を展開。元町長の流れを継ぐ意向を示しており、"復権"を果たした形でもある。伊藤氏は2期8年の実績を訴えたが及ばなかった。斎藤氏は草の根運動で町政に一石を投じようとしたが、届かなかった。

 薄氏は箱物からの脱却を掲げる一方、公共事業の少なさも指摘してきた。公約の実現に向け限られた予算をどう活用するのか、その手腕が注目される。

◇西会津町長選開票結果 (選管最終)
当2,675 薄  友喜 69 無新
 1,880 伊藤  勝 67 無現
   399 斎藤  久 68 無新

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