三島町長に現職・矢沢源成氏 87票差で新人破る、統一地方選

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
当選を祝い万歳三唱する矢沢氏(左)と妻直子さん

 第19回統一地方選後半戦で、任期満了に伴う矢祭、三島両町長選と喜多方市議選、南会津町議選は21日、投開票が行われ、当選者が決まった。

 三島町長選は、無所属の現職矢沢源成氏(67)=1期=が、無所属新人で元県監査委員事務局長の二瓶辰右エ門氏(65)を87票差で破り、再選を果たした。任期は5月17日から4年。

 2011(平成23)年以来8年ぶりの選挙戦。4年前に無投票当選した矢沢氏はJR只見線の利活用に向けた広域連携や保育料無料化、健康づくり推進などを掲げ、新人の挑戦を退けた。

 投票率は86.80%で、11年を181ポイント下回った。当日有権者数は1462人(男性710人、女性752人)。当選証書付与式は22日午前10時から、町民センターで行われる。

 ◆風土生かす政策支持

 現職と新人が一騎打ちを繰り広げた8年ぶりの選挙戦。有権者は町政の継続を訴えた矢沢源成氏(67)に、再びかじ取り役を託した。

 4年前は無投票当選した矢沢氏は、当時の後援会を再編して選挙戦を展開。過半数の町議から支持を受け、票田の宮下地区をはじめ町内全域で着実に票を固めた。

 生活工芸アカデミーの開講など町の伝統や風土を生かし、発展させた政策と実績は、高齢者を中心に幅広い世代から支持された。二瓶辰右エ門氏(65)は、県や外郭団体の職を終えて古里に戻ったのが約2年前で、知名度不足が響いた。

 町の高齢化率は53.4%(3月1日現在)と県内で3番目に高く、除雪や健康福祉など課題は山積する。県立宮下病院の建て替えやJR只見線の利活用など町村をまたぐ広域的な課題も抱えており、矢沢氏の2期目は、リーダーシップが試される4年となる。

◇三島町長選(選管最終、敬称略)
当674 矢沢 源成(やざわ げんせい) 67 無現《2》
 587 二瓶 辰右エ門(にへい たつえもん) 65 無新