ふたば未来、先輩超え「夏2勝」 エース小野、あさか開成完封

 
【あさか開成―ふたば未来】1安打完封の快投を見せたふたば未来の小野=いわきグリーンスタジアム

 ふたば未来は序盤からリードを広げ、5―0であさか開成を退けた。

 「去年の先輩を超えたいと思っていた。勝ててうれしい」。ふたば未来は創部以来初の夏2勝。あさか開成打線を1安打完封した同校のエース小野京斗(3年)は充実感をにじませた。

 初戦で3死球を与え、打者の内角攻めに抵抗を感じたが、荒峰雄監督の「当たっても気にせずに内角を攻めろ」の助言に開き直った。立ち上がりから右打者の内角に食い込むスライダーと直球で強気に攻めると、凡打の山を築いた。相手を寄せ付けない投球で、高校の歴史に新たな足跡を刻んだ小野。「次も内角を厳しく攻め、相手を抑えたい」と、次戦の快投を誓った。

 【7月11日の試合結果】夏の全国高校野球福島大会・第5日

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