男子総合は大橋が『2連覇』達成 いわきサンシャインマラソン

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【フルマラソン男子】2連覇を果たした大橋真弥(石巻市役所)=小名浜港アクアマリンパーク

 いわき市で11日に開かれた「第9回いわきサンシャインマラソン」で、日本陸連登録選手や市民ランナーが優勝を目指して32部門で健脚を競った。フルマラソンの男子総合は大橋真弥(石巻市役所・宮城県)が2時間24分15秒で2連覇を達成、女子総合は吉田香織(TeamR×L・東京都)が2時間40分54秒の大会新記録で初優勝した。男子総合の県勢トップは、2時間31分8秒をマークした地元いわき市出身の蛭田雄大(中大)で、全体で3位。女子は3時間21分27秒でフィニッシュした福島市の服部美里(FTRC)で全体の9位だった。今大会から初めて、休止中の勿来の関マラソン大会(いわき市)から継承された「日本マラソンの父」とされる故金栗四三に由来した「金栗杯」が総合1位のランナーに贈られた。

 大橋、歴代3位の好記録

 フィニッシュテープを切るのと同時に両手を大きく広げてガッツポーズし、全身で喜びを爆発させた。2位と8秒差の激戦を制した大橋真弥は「絶対に2連覇を達成する」との強い思いを最高の結果につなげた。

 レース最終盤の41キロ地点。後ろから迫っていた城武雅(丸紅・東京都)がついに横に並んだ。「やばい、追い付かれた」。心に一瞬焦りが生まれたが、「ここで離されたら負ける。負けるわけにはいかない」と必死に食らいついた。

 「石巻頑張れ」。沿道から送られる声援が大橋の足を前へ前へと進めた。宮城県石巻市出身で、同じ東日本大震災の被災地を勇気づけようと大会に臨んだが、いわき市民の声援に勇気をもらった。「絶対に勝つ」。フィニッシュ目前でスパートをかけて一気に突き放した。

 声援を力に代え、栄冠をつかみ取った。大橋は「追われる展開できつかったが、応援が力になった。被災地に元気を与えられるレースができた」と満面の笑みを浮かべた。新たな目標は大会3連覇。被災地の思いを背負って走る大橋が好走を約束した。

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