男子・高田が東北初制覇 東北中学駅伝、アンカー星26秒差逆転

 
東北大会初優勝を飾った高田。フィニッシュテープを切るアンカーの星那宥=とうほう・みんなのスタジアム

 第34回東北中学校男子、第28回東北中学校女子駅伝競走大会は31日、福島市のあづま総合運動公園で開かれ、男子は高田が初優勝、女子は天栄が2位に入った。東北中体連などの主催。公園内のとうほう・みんなのスタジアムを発着点に男子は6区間18.06キロ、女子は5区間12.06キロでたすきをつないだ。

 男子の高田は東北初制覇。アンカーの6区星那宥(ともひろ)(3年)が両腕を広げ、どうだと言わんばかりにフィニッシュした。

 1区は先頭集団に付けたが2区で失速、それでもじりじりと順位を上げて3位で星に託した。県中体1500メートルチャンピオンの星は1キロを過ぎた得意の上り坂で1人を抜くと、26秒差があったトップもかわす快走。

 県大会ではかかとや股関節のけがで思うような走りができずに終わった星。「(先頭と)何秒差があっても自分が抜くつもりだった」と強い覚悟で逆転優勝につなげた。

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