女子・天栄は悔しさ晴らす2位 東北中学駅伝、5人積極的力走

 
県勢最高の2位でフィニッシュした天栄。アンカーの須田幸彩(右)は区間賞の走りを見せた

 第34回東北中学校男子、第28回東北中学校女子駅伝競走大会は31日、福島市のあづま総合運動公園で開かれ、女子は天栄が2位に入った。公園内のとうほう・みんなのスタジアムを発着点に女子は5区間12.06キロでたすきをつないだ。

 女子の天栄は5区の須田幸彩(しるあ)(2年)が県勢トップの2位でフィニッシュすると「楽しかったね」と全員で喜びを分かち合った。

 県大会は2位に終わり、全国大会出場を逃していた。メンバー全員、一度は落ち込んだが「ベストの走りをしよう」と現メンバーで臨む最後のレースに気持ちを込めた。積極的な走りで前半から上位をキープすると、4位でたすきを受けたアンカーの須田が区間賞の力走で順位を押し上げた。

 県大会の後は悔しくてずっと泣いていたという須田は「悔しさを晴らせた。来年こそは全国に行きたい」と誓った。

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