福島県チーム粘って12位 東日本女子駅伝、東京都10年ぶりV
18都道県の女性ランナーが福島路を駆け抜ける「第34回東日本女子駅伝競争大会」は11日、福島市の信夫ケ丘陸上競技場を発着点に9区間42.195キロで開かれ、本県は2時間24分35秒で12位となり、4年ぶりの入賞を逃した。東京が2時間18分44秒で10年ぶり9度目の優勝を飾った。
本県は1区石井寿美(ヤマダ電機、学法石川高卒)がトップと32秒差の12位でつなぐと、2区の菅野鈴菜(白鴎大4年、福島東高卒)が区間6位の力走で順位を入賞圏内の6位に押し上げた。続く上り3区を任された菅野未来(学法石川高2年)から、9位でたすきを受けた中学生区間4区の大河原萌花(矢吹中3年)が区間5位のタイムで7位に盛り返した。
5区の坂本ちほ(白鴎大4年、田村高卒)は順位をキープし、6区の井沢真美佳(学法石川高3年)と7区の金沢佳子(福島明成高3年)は順位を一つずつ落としたが、8区の小島さくら(若松一中3年)は粘って9位を維持。最終9区の渡辺唯(国士舘大2年、田村高卒)は力走を見せたが、12位でフィニッシュした。
東京は約5年ぶりに現役復帰した新谷仁美(ナイキTOKYO TC)がアンカー。トップを走る長野から1分35秒差の5位でたすきを受けると、区間記録を更新する走りで、先頭でゴールテープを切った。
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