駒大・藤田監督「選手信じ送り出す」 箱根駅伝...総合優勝宣言

 
総合優勝を宣言する駒大・藤田監督

 箱根駅伝に挑む前回大会上位5校の監督が11日、東京都内でトークバトルを繰り広げた。今春からチームを率いる駒大の藤田敦史監督(清陵情報高卒)は往路、復路とも制した上での総合優勝を宣言し、「3冠を達成した昨年の最強チームへの挑戦というテーマも掲げている」と明かした。

 駒大は大八木弘明総監督(会津工高卒)が監督として指揮を執った前回大会で4区から首位に立ち、総合優勝を果たした。今季は10月の出雲全日本大学選抜駅伝と11月の全日本大学駅伝で1度も先頭を譲っておらず、箱根駅伝では全10区間をトップで駆け抜ける「完全優勝」も期待される。

 藤田監督は「ずっと先頭を走ってきた。弱みがあるとすれば、後手に回った場合だ。往路は混戦になると思うが、選手を信じて送り出したい」と力を込めた。

 前回2位の中大と3位の青学大は総合優勝を目標に掲げた。国学院大、順大も闘志を燃やした。

 トークバトルに先立ち、各校の監督が記者発表会に出席した。東洋大の酒井俊幸監督(学法石川高卒)は「チームの再建となる走りと連続シード権獲得を目指す」、国士舘大の小川博之監督(田村高卒)は「選手のメンタル面を強化しており、力を出し切れるようにしたい」と話した。

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