学石男女、挑む都大路 全国高校駅伝きょう号砲

 
男女で入賞を目指す学法石川のメンバー

 男子第74回・女子第35回全国高校駅伝競走大会は24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロで開かれる。女子は午前10時20分、男子は午後0時30分スタート予定。本県代表の学法石川は男子が13年連続15度目、女子が11年連続11度目の出場。

 23日は同市のかたおかアリーナ京都で開会式が行われ、選手が都大路での活躍を誓った。また、男女のオーダーリストが発表された。

 ◆男子オーダー
▽1区(10キロ) 増子陽太〈1〉鏡石
▽2区(3キロ) 斎藤一筋(いちず)〈3〉浅川
▽3区(8.1075キロ) 馬場アンジェロ光〈3〉栃木・三島
▽4区(8.0875キロ) 菅野優空(ゆあ)〈3〉北信
▽5区(3キロ) 生江倫太郎〈2〉喜多方二
▽6区(5キロ) 大沢琉欧(りお)〈3〉青森・堀口
▽7区(5キロ) 増子風希〈3〉富田

 ◆女子オーダー
▽1区(6キロ) 湯田和未(なごみ)〈1〉若松一
▽2区(4.0975キロ) 佐藤美空(みく)〈3〉福島四
▽3区(3キロ) 石川乃亜(のあ)〈2〉石神
▽4区(3キロ) 佐藤舞歩(まほ)〈1〉西郷二
▽5区(5キロ) 山田桃子〈3〉栃木・若松原

※メンバー表は左から氏名、学年、出身中学

 男子・1、2区で勢いを

 男子は3年連続となる入賞を目指す。1、2区で入賞圏内に食い込み、その勢いを後半につなげたい。

 最長区間の1区は長距離適性が高く県高校駅伝でも1区を走った増子陽が担う。2区には好調の斎藤を据えた。外国人留学生も走る3区はアップダウンに強い馬場を起用した。

 4、5区は県大会でも走った菅野、生江が流れをつなぐ。6区には上り調子の大沢、7区は最終盤の接戦を想定して競り合いに強い増子風を選んだ。激戦が予想され、各区間ともミスなく走り切れるかが上位進出の鍵となる。

 女子・前半の出来が鍵

 女子は過去最高の8位以内を目標に掲げる。女子は距離が短く、前半の出来が入賞の行方を左右する。

 1区湯田、2区佐藤美の2人で入賞圏内に食い込みたい。湯田は中学時代から全国経験が豊富で、昨年も都大路を走った佐藤美はスピードが持ち味だ。3区は石川、4区は佐藤舞と伸び盛りの下級生を据えた。勢いを維持するべく、5区には昨年もアンカーを務めた山田を起用した。

 女子は第35回記念大会となるため、都道府県代表に各地区代表を加えた58校が出場する。例年以上に激しい上位争いが予想される。

 関西県人会が激励

 関西在住の本県出身者でつくる関西県人会は開会式後、京都市のホテル本能寺で激励会を開き、選手にエールを送った。

 吉田茂常任理事・体育委員会委員長が「県民に感動と勇気を与える走りをしてほしい」とあいさつ。吉田理事と有賀悦子常任理事が選手代表の増子風希(3年)と佐藤美空(同)に激励金を手渡した。

 松田和宏監督は「ベストなオーダーを組めた。1区から攻めの走りをしたい」と述べた。

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