県内の高校生年代のチームが争う「高円宮杯ＪＦＡＵ―１８サッカーリーグ２０２４福島」（通称Ｆリーグ）は１３日、福島市の十六沼公園などで、Ｆ１（１部）とＦ２（２部）の計１３試合が行われた。Ｆ１は福島東が東日大昌平を２―０で破り、開幕２連勝を飾った。

　県サッカー協会の主催、福島民友新聞社、福島中央テレビ、読売新聞東京本社福島支局の共催、実行委などの主管、モルテン、ミカサの協賛。

　ＦＷ湯本が先制弾

　福島東の湯本創真（３年）が先制ゴールを挙げ、開幕２連勝に導いた。ＦＷで先発起用された湯本は「この２節目が大事だと監督から言われていた。しっかり勝てて自信になった」と胸を張った。

　見せ場は前半２５分。ＦＷ紺野功晴（同）のパスカットからゴール前で数的有利となり、ボールが湯本につながった。「練習していた形だった。相手ＧＫの動きも冷静に見えた」と湯本。狙い澄ましたように、ゴール左隅にシュートを沈め、チームに勢いをもたらした。

　一方で、後半には自らゴール前に切り込んでシュートを放つ場面があったが、「決められなかったところは課題」と振り返る。夏の県高校体育大会を勝ち抜くために「リーグ戦を大切に戦い、もっと力を付けていきたい」と頼もしく語った。

　▽Ｆ１
福島ユナイテッドＦＣＵ―１８　０―０　尚志サード

福島東　２―０　東日大昌平

学法石川　１２―０　福島工

帝京安積セカンド　２―０　いわきＦＣＵ―１８

ふたば未来　１―０　郡山

　▽Ｆ２
須賀川創英館　３―０　平工

福島ユナイテッドＦＣＵ―１８セカンド　４―１　聖光学院セカンド

いわき湯本　２―１　安達

福島成蹊　６―０　いわき光洋

日大東北　０―０　磐城

学法石川セカンド　３―２　郡山商

東日大昌平セカンド　３―２　いわきＦＣＵ―１８セカンド

相馬　２―１　安積