マジカルな妖精世界へ...金山「妖精美術館」、今期の営業開始

 
妖精と魔法をモチーフにした作品が並ぶ会場

 金山町の沼沢湖近くにある妖精美術館は4月27日、今期の営業を開始した。「妖精と魔法展 マジカルな妖精世界へようこそ」のテーマで、英国のビクトリア朝時代の作家や現代美術の作品などを展示しており、幻想的な光景が広がっている。

 同館は妖精を描いた絵画や絵本、文学資料、人形などを多彩に展示。館内のステンドグラスは画家の天野喜孝さんが手がけた。

 今期は著名なアーティストのミュージックビデオ制作などを手がける作家二階健さんの作品や、町にある森で妖精をモチーフに撮影した写真など、計約80点を展示している。

 また館内には、妖精と魔法に縁が深い「アーサー王伝説」を想像させるような欧州の伝統的な甲冑(かっちゅう)など普段はお目にかかれない品々も並んでいる。今期の営業は11月10日まで。開館時間は午前9時~午後5時。入館料は高校生以上が300円、小・中学生は200円。水曜日は休館。問い合わせは同館(電話0241・55・3180)へ。