新聞製作、なるほど...! 会津北嶺高生が福島民友新聞社見学

 
紙面作りに使用するパソコンの画面に見入る生徒ら

 会津北嶺高の3年生31人は5日、福島市の福島民友新聞社を訪れ、新聞の役割や工程などを学んだ。

 生徒は編集局のフロアで新聞の見出しや写真の配置などレイアウトを担当する「編成部」を見学した。

 編成部記者は本紙が福島県民にとって重要なニュースを中心に取り扱っていることを紹介した。記事ごとに見出しの大きさを決めたり、より良い紙面にするためレイアウトを何度も差し替えたりする工夫を説明。夜の時間帯に重大ニュースの新たな情報が入り、記事や見出しを変更するケースがあることも教えた。

 また、県内各地の読者に朝刊を届けるためには時間厳守が大切とし「特に冬は会津などで雪が降るので、降版が1分でも遅れてはいけない」と強調した。

 見学した小池柚香さんは「ニュースの内容が数分間や数時間で更新されることや、新聞がどのように作られているのかを知ることができた」と話した。