建物の中は被ばく量低減

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 身体の外から放射線を浴びることを「外部被ばく」と言います。われわれは1日の生活の中でさまざまな場所を行き来しますが、その間に浴びるトータルの被ばく「量」が問題となります。

 地面から身体に向かってくる放射線は、屋外に比べて建物の中にいると、壁によって遮られたり、地面から離れたりすることで少なくなり(低減され)ます。建物によって差はありますが、屋外にいるときを100とすると、平屋の木造家屋で40、3~4階建てのビルの中で5、数十階の高層ビルの高層階では1ぐらいまでに低くなります。

 家の周りの空間線量から計算される子どもの被ばく量は、実際の被ばく量より低くなる(2012年の南相馬市のデータでは3分の1程度になる)ことが知られていますが、遮へいの効いた大きな建物である学校の中で長時間生活することがその理由の一つと考えられています。