物質ごと決まった放射線

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 すべての物質は、小さな「陽子・中性子・電子」がたくさん集まってできています。これらの個数のバランスが悪いとその物質は不安定となり、安定になろうとして外に不要な「陽子・中性子・電子」やエネルギーを吐き出します。その吐き出すものが放射線でした。

 ただ、不要なものを外に吐き出すと言っても、「陽子・中性子・電子」やエネルギーを自由にいくらでも吐き出せるわけではありません。「陽子と中性子を2個ずつまとめて」とか「電子を1個」とか「ある決まった量のエネルギー」とか、吐き出し方はそれぞれの物質ごとに厳密に決まっています。この三つをそれぞれアルファ線、ベータ線、ガンマ線と呼びます。

 例えば、セシウム137は放射性物質ですが、安定になるためにまず電子1個(ベータ線)を吐き出すことが、物質の性質として決まっています。いきなりアルファ線を出すことはありません。