いわきFC3位 全国社会人サッカー、持ち味の「全員攻撃」体現

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全国社会人サッカー選手権大会で3位になったいわきFCイレブン=24日、茨城県鹿嶋市・県立カシマサッカースタジアム

 サッカーの第54回全国社会人選手権大会最終日は24日、茨城県鹿嶋市のカシマサッカースタジアムで決勝と3位決定戦が行われ、東北地域代表のいわきFC(東北社会人リーグ2部南)は3位決定戦で関西地域代表のおこしやす京都AC(関西リーグ1部)を3―0で下し、過去最高の3位となった。

 いわきはFW平岡将豪が後半2ゴールを奪い、終了間際にもDF熊川翔がダメ押しの3点目を決めた。

 決勝は、準決勝でいわきを破った中国地域代表の松江シティFC(中国リーグ)が東海地域代表のFC刈谷(東海社会人リーグ)を3―2で制し、初優勝を飾った。

 最後は「いわきらしく」

 いわきFCはおこしやす京都ACに快勝。5連戦となった今大会最後の試合で、持ち味の「全員攻撃」を体現した。

 京都は昨年の全社2回戦でPK戦の末に敗れた相手。だが、いわきはシュートわずか4本、無得点に終わった23日の準決勝とはうって変わり、後方の選手も積極的に攻撃に参加。12本のシュートで3度、相手ゴールネットを揺らした。「最後にいわきらしいサッカーができた」。田村雄三監督(35)は、そう振り返った。

 目標の「日本一」が途絶えた準決勝までは、接戦の連続だった。トーナメント特有の「一度負ければ終わり」という重圧と、5連戦の中で消耗していく体力。全試合に出場したFW平岡将豪選手(23)は「精神的にも身体的にも、苦しい経験が今後に生きる」と今大会の収穫を挙げた。

 3位決定戦が行われたカシマサッカースタジアムには、多くのサポーターがいわきの応援に駆け付けた。「またここで戦う選手の姿を見たい」。いわき市の会社員男性(52)は、J1の強豪・鹿島アントラーズの本拠地で、Jリーグ昇格を目指すいわきの未来に思いをはせた。

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