川内事業所13年ぶり再開、双葉森林組合 整備促進...復興を後押し
双葉地方森林組合(富岡町)は4月1日から、川内村にある川内事業所を再開する。東京電力福島第1原発事故に伴って休所しており、13年ぶりの業務再開となる。同村やその周辺は民有林が多いため、間伐作業や山林伐採などの森林整備の促進が期待される。
同事業所の休所が続くことで森林整備・管理の面が不安視され、組合員らから業務再開の要望があった。人手不足の中、職員の勤務環境改善の狙いもある。同事業所では職員2人が常駐し業務に当たる。のこぎりや手袋・安全ブーツなど各種林業資材の販売も行う。
双葉地方の林業は原発事故で大打撃を受けている。岸真組合長(87)は「川内事業所の再開は復興の後押しになる」とした。一方で森林整備と放射性物質対策を一体的に実施する「ふくしま森林再生事業」が未着手の自治体もあり「双葉地方はまだまだこれからが本番だ」と気を引き締めた。
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