魅力アップ郡山・開成山公園、3店舗先行オープンへ ロゴも完成

 
開成山公園の整備後イメージ図(上)と新ロゴマーク

 郡山市がパークPFI(公募設置管理制度)を活用して整備中の開成山公園を巡り、園内に出店する9店舗のうち、カフェや美容室、ガーデニング雑貨の3店舗が4月1日、先行してオープンする。飲食店や売店など残りの6店舗が入る予定の建物は7月に開店する見通しだ。
 
 品川萬里市長が25日の記者会見で発表した。整備後のイメージは【図】の通り。4月1日に開店するのは東側に新設した平屋で、カフェ「FLATWHITE COFFEE FACTORY―Lakeside in the park(フラットホワイトコーヒーファクトリー レイクサイドインザパーク)」(三春町)、美容室「cyaco g(チャコジー)」(三春町)、ガーデニング雑貨「SPROUT park(スプラウトパーク)店」(郡山市)が入る。

 公園全体の整備も完了し、同日、再オープンする。南側に建てた平屋にはイベントの物販や会議などで利用できる多目的スペースが設置される。新たに親水テラスや水鏡、花壇、1周約1・1キロのランニングコース、大雨や猛暑を遮る「大屋根」を設けた。駐車場を73台から141台に増設し、同日から有料化(2時間までは無料)とする。

 大和リース(大阪市)など郡山市内外5社でつくる「開成山フロンティアパートナーズ」が指定管理者を務める。再オープンに当たり、開成山公園のロゴマークを制作、発表した。「もっと郡山の人々に寄り添う公園になるように」との思いを込めて「開」に水路、「山」に人、「園」に音楽との結び付きを表現した。