5候補陣営、当選ラインの予想に開き 伊達市長選・終盤の情勢

 

 任期満了に伴う伊達市長選は28日の投開票に向け舌戦がヒートアップしている。立候補者は届け出順に、いずれも無所属の、現職の仁志田昇司候補(73)、新人で元市議の橘典雄候補(68)、新人で元市議の高橋一由候補(65)、新人で元県議の遠藤保二候補(69)、新人で元県職員の須田博行候補(59)の5人。遊説や個人演説会で票の上積みを図る。

 投票率については、多くの陣営が悪天候などの影響から前回(59.95%)より下がると予想している。

 各陣営が読む当選ラインは、仁志田候補は「候補者が多いため前回(約1万6000票)よりも下がる」、橘候補は「分からない」、高橋候補は「9000~1万票」とした。遠藤候補は「9000票前後」、須田候補は「前回と同じ1万6000票くらいはないと安心できない」と見通す。

 20日現在の同市の有権者数は5万3千人(男性2万5759人、女性2万7241人)。