内堀氏「重く受け止める」 双葉地方町村会、知事選へ出馬要請

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内堀知事(左から4人目)に要請書を手渡す松本町長(同5人目)

 任期満了に伴い今秋予定される知事選をめぐり、双葉地方町村会は25日、現職の内堀雅雄氏(54)に対し、再選出馬を要請した。県庁で同町村会長の松本幸英楢葉町長ら首長4人と会談した内堀氏は、町村会の総意とした出馬要請書を受けた上で「重く受け止める。まずは任期の中で復興再生に全力を尽くす」と話すにとどめ、出馬への明言は控えた。

 会談は冒頭以外非公開。会談後、松本町長は報道陣の取材に応じ「2期目に向けての強い考え方はあると確信した」と語った。また「(内堀氏の)これからの復興を県としてもしっかり協力しながら進めていく、という話から間違いなく出馬されるだろうと受け止めた」と期待感を示した。

 要請書では内堀氏の1期目を評価した上で「双葉郡が抱える諸課題に対し十分な戦略と展望を持ち、的確に対応する見識と手腕を持ち合わせた人物」と記し、内堀氏を最も適任とした。

 内堀氏は去就を明らかにしていないが、避難住民の帰還や風評・風化対策など、1期目で手掛けた施策が道半ばの中、次期知事選への立候補は確実視されている。

 一方、過去の知事選の動向に大きな影響を及ぼしてきた県内政党は、知事選に向けて動きを次第に加速させている。県議会最大会派の自民は4月、県連の定期大会で、内堀氏の再選出馬を強く意識した特別決議を採択するなど、内堀氏支援に向けた党内手続きを進めている。結成したばかりの国民民主党県連も内堀氏の支援を前提に、党内手続きの検討に着手した。

 共産党県委員会は、国内原発ゼロ政策の推進や被災者支援の取り組みが県政に不足しているとして独自候補の擁立を目指す。ただ同委や県労連などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」で協議した上で擁立を目指す考えで、可否については流動的な面もある。

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