本宮市長に現職・高松義行氏3選 市制施行初の「無投票」当選

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3選を果たし、万歳で喜ぶ高松氏(左)と妻香代子さん

 任期満了に伴う本宮市長選は20日告示され、現職の高松義行氏(64)=2期=のほかに立候補の届け出はなく、高松氏が無投票で3選を果たした。同市長選が無投票となったのは2007(平成19)年の市制施行以降初めて。

 高松氏は、2期8年の実績と政策継続を訴え、未来につなげる人材育成や福祉の充実、地域経済活性化など五つの基本方針を掲げた。市内の商工関係者を中心にした後援会を組織し、後援会事務所開設後は多くの市議や経済、農業団体など各界から推薦状などを受けた。

 当選証書付与式は28日午前10時から市役所で行われる。3期目の任期は2月4日から4年。

 定住促進政策に評価

 本宮市長選は、定住促進など将来の人口減社会を見据えた政策を着実に進めた現職の高松義行氏への評価が無投票という形につながった。

 高松氏は昨年9月の議会で立候補を表明。対抗馬の一人とみられた候補者は昨年9月の県議補選で当選を果たすなど、3氏が激しく争った前回選挙から一転、今回は早くから水面下でも対抗馬の名前が挙がらず、無風の様相を呈した。

 高松氏は、3期目を復旧・復興から新たな市の魅力を創出する「創生」に軸足を移すとしている。本格的に検討が始まる東北道本宮インターチェンジ周辺の開発や、整備が進むJR本宮駅周辺の再開発をいかに市民を巻き込みながら「本宮らしい」にぎわいづくりに結び付けるかも重要になる。

 無投票の公算が大きくなったため、市民の市長選に対する関心は低く、市の具体的課題について考える機会が少なかったという側面もある。創生を進める3期目の高松市政は、震災から間もなく8年が経過する今だから取り組める施策に挑み、成果を示す必要がある。高松氏が強調する「夢と笑顔あふれる輝くもとみや」の実現に向け手腕が問われる。

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