只見・渡部主将が宣誓「感謝を忘れず」 夏の高校野球福島大会
いわき市のいわきグリーンスタジアムで10日に開幕した第101回全国高校野球選手権福島大会の開会式では81校75チームの選手が堂々と入場行進した。
「家族や地域の方々、101回という高校野球の歴史を積み上げてきた先輩方に感謝の気持ちを忘れずにプレーします」。只見の主将渡部倫(3年)の熱い思いが込った宣誓には温かい拍手が送られた。
宣誓の言葉は、地元である只見町民の思いを背負い、チームメート全員で話し合って決めた。堂々とした宣誓を終え「緊張したが、野球を支えてもらっている多くの人に思いを伝えられた」とほっとした表情で振り返った。