【戦評】夏の全国高校野球福島大会・第4日

 

 ◇夏の全国高校野球福島大会・第4日(12日・ヨーク開成山スタジアムほか2回戦8試合)

【7月12日の試合結果】夏の全国高校野球福島大会・第4日

【戦いの跡】第104回全国高校野球選手権福島大会

 喜多方桐桜 5―2 若松商

 【評】喜多方桐桜が終盤に好機をつかみ、逆転勝利した。1点差を追いかける7回、2死走者なしから五十嵐、宇内、宮川の3連打で2点を挙げ逆転した。若松商は4回に先制した後は打線がつながらなかった。(弥永真依)

 南会津 5―2 磐城桜が丘

 【評】南会津が効果的に加点して勝利した。四球や敵失と絡めて5安打5得点。先発星は要所で連打を許さず、竹内との継投でリードを守った。磐城桜が丘は相手を上回る9安打を放ったが、得点に結びつかなかった。(津村謡)

 郡山北工 7―2 いわき総合

 【評】郡山北工が初回から着実に加点し勝利した。初回、先頭の白岩が出塁、渡部の適時二塁打で先制した。3回は遠藤洸の本塁打で2点を加えた。いわき総合は中盤に得点するも、好機をつくれなかった(熊田紗妃)

 田村 9―1 須賀川桐陽(7回コールド)

 【評】田村が主導権を握り快勝した。初回、田中の適時三塁打や本間の適時打など打者12人の猛攻で6点を奪った。須賀川桐陽は再三得点圏に走者を進めたが、2回の1点のみにとどまった。(熊田紗妃)

 小高産業技術 8―1 保原(7回コールド)

 【評】初回に主導権を握った小高産業技術が7回コールド勝ちした。初回、大谷の適時打などで4点を挙げ、2回以降も得点を重ねた。保原は4回に1点を挙げたが、その後は勝負どころで一本が出なかった。(副島湧人)

 相馬 11―5 福島成蹊

 【評】相馬が流れを渡さずリードを守った。初回、今野の3点本塁打で先制。その後も隙のない攻撃で加点した。投げては2投手が打たせて取る投球で粘投した。福島成蹊は4失策が響き、終始ペースを奪えなかった。(副島湧人)

 白河 19―2 清陵情報(5回コールド)

 【評】白河打線が初回から爆発、5回コールドで勝利した。初回、1番遠藤の先頭打者本塁打で先制し勢いに乗り、10点を奪った。その後も毎回得点でリードを広げた。清陵情報は4、5回の2点にとどまった。(伊藤大樹)

 いわき湯本 7―0 ザベリオ(8回コールド)

 【評】いわき湯本が着実に点を重ね、8回コールド勝ちした。2回、小河原雅の適時打などで3点を先制して流れを呼び込み、3回以降もリードを広げた。ザベリオは散発4安打と打線が振るわなかった。(伊藤大樹)

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

男女敗退、パリ五輪持ち越し 3人制バスケ予選