「勝てると信じていた」 聖光初戦、地元からの熱い声援実る
甲子園球場で23日に開幕した第90回選抜高校野球大会。福島県伊達市の聖光学院高では、生徒らがスクリーンで試合を観戦しながら声援を送り接戦の末の開幕戦勝利に沸いた。
運動部や生徒会の生徒ら約80人がメガホンを手に視聴覚室の大型スクリーンとテレビに向かって応援を続けた。
同点で迎えた9回、横堀航平選手(3年)のスクイズと相手の失策で2点を勝ち越すと、生徒らから大きな歓声が上がった。
最前列で応援した男子生徒(1年)は「開幕戦特有の緊張がある中で勝てて良かった。持ち前の攻撃力で一戦一戦勝ち上がってほしい」、女子生徒(2年)は「接戦だったのでドキドキしながら観戦していたが、勝てると信じていた。次戦もたくさん打ってしっかり守ってほしい」と勝利を喜んだ。