学法石川ナインが帰校「夏はもう一度甲子園に戻りたい」

 
帰校式で「夏もまた甲子園に戻りたい」と語る小宅主将(中央)

 第96回選抜高校野球大会に出場した学法石川ナインは21日、同校に戻り、温かい出迎えを受けた。

 ナインは同日午後に石川町に戻り、同校室内練習場で帰校式に臨んだ。甲子園のマウンドにも立った主将の小宅善叶(よしと)(3年)は「憧れの場所で戦えてうれしかったが、試合に敗れて悔しい。『忘れ物』を取り返すため、夏はもう一度甲子園に戻りたい」と力を込めた。

 佐々木順一朗監督は「スカイブルーの応援団で埋まったスタンドを見て、ぐっときた。夏は何としても甲子園に行き、皆さんと校歌を歌うために頑張りたい」と述べた。森涼校長は「勇気と感動を与えてくれた。課題と収穫を胸に抱き、春夏連続出場に向けて頑張ってほしい」と激励した。

 同校のセンバツ出場は33年ぶり4度目。19日に行われた1回戦で高崎健康福祉大高崎(群馬)に0―4で敗れた。

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