磐城前主将「格上と接戦...自信に」 いわき市長に交流試合報告

 
清水市長(前列右)を訪問した岩間前主将(同左)と(後列右から)渡辺監督、吉田校長、後藤部長

 2020年甲子園高校野球交流試合に出場した磐城の岩間涼星前主将(3年)と渡辺純監督は21日、いわき市役所を訪れ、昨秋の東京都大会を制した国士舘に善戦した試合結果を清水敏男市長に報告した。岩間前主将は「食らいつく戦いができた」と振り返った。

 磐城は15日に行われた試合で一進一退の攻防の末、3―4で惜敗した。岩間前主将は捕手で出場し、2度盗塁を刺すなどしてチームを鼓舞した。「格上相手に接戦に持ち込めたのは自信につながった。大学でも野球を続けたい」と聖地でつかんだ手応えと、今後の意気込みを語った。

 甲子園で初めて指揮を執った渡辺監督は「今後も甲子園を目指せるチームをつくりたい」と話した。同校野球部OBの清水市長は「県内の球児の思いも背負い、好プレーを見せてくれた」と岩間前主将をねぎらった。同校の後藤浩之部長、吉田強栄校長が同席した。

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