「21世紀枠」福島県候補校に相馬東推薦 21年春の選抜高校野球

 

 県高野連は5日、福島市で理事会を開き、来春の第93回選抜高校野球大会の21世紀枠県候補校に、相馬東を推薦することを決めた。

 相馬東は2003(平成15)年に男女共学となり、同年に野球部創部。現在の部員は18人。今年の秋季大会の相双支部大会で初優勝し、県大会でも4強入りした。9年前の東日本大震災で校舎が被災、昨年の東日本台風でも校舎やグラウンドが被災する中、部員らが活動を続けてきたことなども評価された。

 一般推薦には秋季県大会優勝の東日大昌平、準優勝の福島商、3位の学法石川を推薦することを決めた。日本学生野球協会の優秀選手には聖光学院の内山連希主将(3年)を推薦する。

 選抜出場校は来年1月29日の選考委員会で正式に決まる。21世紀枠は全国から3校、一般推薦は東北から2校が選ばれる。野球部の指導、育成に貢献した監督らを表彰する育成功労賞などの表彰も行われた。

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