町民も熱気「鳥肌が立った」 只見ナインのプレーに大きな声援
只見町では22日、パブリックビューイングが行われ、町民らが只見ナインのプレーに大きな声援を送った。
甲子園出場を受けて新たに製作した応援グッズの上着や帽子を身にまとって試合を見守った。4回にチームが得点すると、会場はメガホンをたたく割れんばかりの音と熱気に包まれた。
只見中野球部出身の大竹優真(3年)らの後輩、堀金康太さん(15)は「(打点に)鳥肌が立った。先輩たちは本当にすごいことを成し遂げた」と興奮した様子で話した。
試合後、只見高の伊藤勝宏校長(57)は「甲子園で刻んだ1点は会津にとって大きな意味がある。只見の意地、足跡が残せた。本当によくやった」と目頭を押さえた。只見高を卒業したばかりの会社員目黒正也さん(18)は「駐輪場で練習する選手たちの掛け声が校内に響いていたことを思い出す。努力が実り誇りに思う」と声を弾ませた。