「秋季高校野球福島県大会」開幕 センバツ出場へ25校『闘志』
来春の「センバツ」出場につながる第70回秋季東北地区高校野球県大会は14日、白河市の白河グリーンスタジアムで開幕した。支部予選を勝ち上がった24校に、夏の甲子園出場で支部予選を免除された聖光学院を加えた計25校が上位3位に与えられる東北大会の出場権を争う。
初日は開会式と1回戦1試合が行われた。開会式では前年度優勝校の聖光学院を先頭に各校が入場行進した。小林喜則県高野連会長が「今大会を通じてチームの課題を解決し、飛躍の大会にしてほしい」とあいさつ。須賀川の岡部智樹主将(2年)が選手宣誓した。開幕戦は今夏の福島大会4強の湯本が5―3で勿来工を下し、2回戦に駒を進めた。
日程は前期が17日(17日は予備日)まで、後期が22~24日の計7日間。白河グリーンスタジアムをメインに郡山市のヨーク開成山スタジアム、福島市のあづま球場で行われる。決勝は24日午前11時30分から白河グリーンスタジアムで行われる。
6年ぶりの出場・安積黎明は闘志
秋の県大会に6年ぶりに出場した安積黎明を率いる主将の渡会直輝(2年)は「今年は守備が軸のチーム。取れるアウトをしっかり取ってしのいできた。攻撃では初球から狙う積極的な打撃で戦ってきた」と自信をのぞかせた。
勢いに乗る安積黎明の初戦の相手は同地区の田村。「同じく敗者復活戦から勝ち上がってきた相手。攻撃ではどんどん積極的に攻めて、失策があってもかばい合って守り、戦っていきたい」と闘志を燃やした。
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