いわきFC躍動、県大会2冠 全国クラブサッカーV2へ飛躍誓う

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後半終了間際に5点目のゴールを決めるいわきFCのFW飯干(24)=14日、相馬市・相馬光陽サッカー場

 相馬市の相馬光陽サッカー場で14日に行われたサッカーの第24回全国クラブチーム選手権県大会決勝では、いわきFCの新戦力が躍動、5―0で全国大会2連覇への第一関門を突破した。

 田村雄三監督(34)は、経験を積ませようと新加入選手7人を先発出場させた。

 後半に2得点を決めた今季加入のFW飯干雄斗(22)は「前半決められなかった分、しっかりと足を振り抜くことができた」と、得点シーンを振り返った。

 飯干はJFAアカデミー福島出身。富岡高1年の時に東日本大震災と原発事故が発生し、避難先の静岡県でサッカーを続けた。中大卒業後も本県への思いは変わらず、いわきに入団。「勝ち続けることで福島を盛り上げたい」と飛躍を誓う。

 新加入の"高卒組"も存在感を示した。尚志高から今季加入したGK堀江亮博(18)は、準決勝に続き無失点でゲームを締めた。また、堀江と同級生のMF高橋大河(18)は2アシストを記録するなど、尚志コンビが勝利に大きく貢献した。

 須賀川市出身の堀江は「サッカーを通じ復興に関わりたい」といわきを選択した。過酷なレギュラー争いの中にいるが、「無失点で勝ち切れたことは自信にもなった」と手応えをつかんだ。「一つでも多くの試合に出て県民に勇気を届けたい」と、東北予選会、全国大会での活躍を誓った。