サッカーＪ２いわきＦＣの最優秀選手（ＭＶＰ）をサポーターや県民らの投票で選ぶ、福島民友新聞社の「みんゆうアワード２０２３」の第２弾が２８日決まり、ＭＶＰにＤＦ遠藤凌選手（２４）が選ばれた。

　第２弾は第１１～２１節の計１１試合が対象。投票は１８日の第２１節ジェフユナイテッド千葉戦の試合終了後から、無料通信アプリＬＩＮＥ（ライン）の福島民友公式アカウントなどを通じて投票を受け付けた。２６７票が寄せられた。

　遠藤選手は第１６節の大宮アルディージャ戦と第１７節ジュビロ磐田戦で２試合連続得点を記録し、チームに勝ち点をもたらした。全体の半数に迫る１２４票を獲得した。中盤とサイドバックをこなしマルチな活躍が際立ったＭＦ宮本英治選手（２４）が２５票で２位。右サイドハーフで攻撃力が光ったＤＦ嵯峨理久選手（２５）が２３票で３位だった。

　表彰式が２８日、いわき市のいわきＦＣパークで行われ、高橋裕三福島民友新聞社いわき支社長が遠藤選手にファンのコメント入り写真パネルを贈った。遠藤選手は「練習の成果がゴールにつながった。ＭＶＰに選ばれ、とてもうれしい」と笑顔で語った。サポーターに向けては「勝てない時も温かく熱い応援をもらった。後半戦は巻き返せるよう頑張るので、一緒に戦ってほしい」とコメントした。

　遠藤選手に投票した人の中から抽選で１０人に遠藤選手のサイン入り色紙、５人にバスタオルをプレゼントする。

　プレゼント当選者

　ＭＶＰサイン入り色紙＝猪狩誠、緑川正樹、鯨岡栄一郎、新妻樹、荻野政則、桜井国広、小野久美子（いわき）君島裕介、下山田幸正（宮城）山名いづみ（東京）▽ＭＶＰサイン入りバスタオル＝渡辺圭二、遠藤竜一、中川真一郎、木沢直人（いわき）大島遥香（埼玉）