サッカーＪ２いわきＦＣの最優秀選手（ＭＶＰ）をサポーターや県民らの投票で選ぶ福島民友新聞社の「みんゆうアワード２０２３」の第３弾が３０日に決まり、ＭＶＰにＭＦ岩渕弘人選手（２５）が選ばれた。

　第３弾は第２２～３１節の計１０試合が対象。無料通信アプリＬＩＮＥ（ライン）の福島民友公式アカウントなどを通じて投票を受け付けた。３８１票が寄せられた。

　岩渕選手は第２２節大宮アルディージャ戦から４試合連続で得点を挙げ、チームのＪ３降格圏脱出に大きく貢献。全体の６４％を占める２４４票を獲得した。中盤で攻撃の起点となったＭＦ下田栄祐選手（１９）が２４票で２位。高い戦術理解力でチームを率いたＭＦ宮本英治選手（２５）が２２票で３位となった。岩渕選手はＪリーグによる７月のＪ２月間ＭＶＰにも選ばれている。

　表彰式が３０日、いわき市のいわきＦＣパークで行われ、高橋裕三福島民友新聞社いわき支社長が岩渕選手にファンのコメント入り写真パネルを贈った。岩渕選手は「戦っている間は実感はなかったが、こうして賞をもらうと『なかなか良い仕事をしたな』と思う」と笑顔。サポーターに向けては「（選手は）目の前の試合の勝利に向けて戦う。一緒に戦ってほしい」とコメントした。

　岩渕選手に投票した人の中から抽選で３０人に岩渕選手のサイン入りグッズをプレゼントした。

　プレゼント当選者

　ＭＶＰサイン入り色紙＝佐藤美咲、山本博史、蛭田悦幸、川嶋郁恋、渡辺敦宏、鴇田瞳子、猪又勇、宗像翼、肥田木利栄（いわき）菅野栞（二本松）▽ＭＶＰサイン入りバスタオル＝舞木和仁、渋佐絵里、沢田輝夫、門脇玲奈、木幡絵美（いわき）▽ＭＶＰサイン入りミニフラッグ＝原田和徳、磯上、西山裕純、白土育代、狩野聡史、橋本哲朗、関裕樹、中條智幸、野沢健一、酒井博美、本間里江（いわき）大平元夢（青森）松村和史（宮城）川隅真由美、中野泰代（東京）